JG(ジャバ・ガーミンド)ツアー報告

2018年10月7日から14日まで、インドネシアから労働者2人とNGOスタッフの通訳1人、オランダのCCC(クリーン・クローズ・キャンペーン)本部から1人、CCC東アジアから2人と総勢7人が来日。ユニクロへの抗議行動や講演会、記者会見、省庁交渉、日本の労働者・市民との交流をおこない、「日本の支援者のみなさんありがとう!」という言葉を残し、帰国の途につきました。その忙しかった日々はビデオや記事に記録されていますので、時系列で紹介します。

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ユニクロ、サプライチェーン(生産委託工場)労働者が、インドネシアから補償を求めて来日

ユニクロのインドネシアにおけるサプライチェーン(生産委託工場)、ジャバガーミンド(JG)社での争議の当事者たち、テディJG労組委員長とJG女性労働者のワーミさんを含む5人が、10月初めに来日します!3年以上も争議を続けているJG労働者たちは、「柳井社長と交渉したい、毎日でも抗議行動をしたい」という必死の思いを訴えています。

JG労組は9月22日にユニクロへの交渉申し入れをしましたが、まだ、回答は受け取っていないそうです。困窮している労働者のために、ユニクロには交渉に応じるように要請します。日本でもJG労働者を応援する行動が、労働組合、市民のサポートでおこなわれます。

*CCC、CCC東アジア主催の抗議行動

●10月9日(火)14時から17時頃

厚生労働省玄関前に集合(霞が関駅出口B3a,B3b)
https://www.mhlw.go.jp/general/syozai/annai.html
ユニクロ東京本部とユニクロ有明本部等で要請行動

●10月13日(土)11時から12時頃

ビックロユニクロ新宿東口店前に集合
https://www.uniqlo.com/jp/store_news/store.php?poi=10101424
この他にも、労働組合が10月10日に銀座ユニクロ前で抗議行動を予定しています。

*公開講座

●10月11日(木)18時から20時まで

場所:北沢タウンホール3Fミーティングルーム
「あなたの服がどう作られているか知っていますか?ーインドネシア・ユニクロ製造工場で働く労働者からの告発ー」
主催:CCC東アジア
参加費:無料

チラシ(PDF)

●10月13日(土)14:00~17:00(13:30開場)

場所:明治大学駿河台キャンパス・アカデミーコモン8階308F
サプライチェーンの労働問題を考える ーユニクロの下請労働者がインドネシアから補償を求めて来日ー
共催:明治大学労働教育メディア研究センター・ サプライチェーンを考えるネットワーク
参加費:無料
詳しくはイベントカレンダーをご覧ください。
http://www.labornetjp.org/EventItem/1537842314228staff01

チラシ(PDF)

※抗議行動に関する問い合わせは横浜アクションリサーチまで。
電話:045-353-9008 メール:yokohama-arc@jca.apc.org

CCCがアムステルダムで来日行動を応援

JG労働者を支援するユニクロ・キャンペーンが、ヨーロッパの労働NGO、クリーン・クローズ・キャンペーン(CCC)のリーダーシップのもとに、ヨーロッパ、アジアで繰り広げられていますが、JG労働者来日を応援する行動が、9月28日、ヨーロッパ最大級のユニクロ店舗のオープン初日に、アムステルダムで繰り広げられました。

CCCのメンバーは、JG労組からの手紙を手渡そうと新店舗前でマネージャーを待ち受け、「柳井正、あなたを金持ちにした労働者にお金を支払ってください」、「縫製労働者に彼女たちが受け取るべきお金を支払ってください」との横断幕を広げて、通り過ぎる人たちに訴えました。

 

ユニクロとスポンサー契約を結んだロジャー・フェデラーに日本語で手紙を送ろう!

7月2日、ユニクロはテニス界のビッグスター、ロジャー・フェデラーと「グローバルブランドアンバサダー」契約を結んだと発表した。契約金・契約期間は非公開だが、米国のスポーツ専門メディアである「ESPN」は10年間で3億ドルと報じた。フェデラー選手はウィンブルドンで8回、世界4大大会で20回の歴代最多優勝をほこるテニス界のビッグスターで、ナイキと長年にわたりスポンサー契約を結んでいた。近年、ヨーロッパ各国の都市に店舗を矢継ぎ早にオープンしているユニクロにとって、ユニクロのウェアを身にまといプレイするフェデラーの宣伝効果は抜群だ。

華やかなヨーロッパ進出の陰で、ユニクロ製品を生産していたインドネシア労働者の現実はどうだろうか。今まで重ねてお知らせしたように、ユニクロのサプライチェーン、ジャバ・ガーミンド工場で働いていた2000人の労働者たちは、柳井社長あてに複数回手紙をだし、未支払いの補償金・550万米ドルを、バイヤーだったユニクロに支払ってくれるようにと要請しているが、その願いはいまだにかなっていない。

フェデラーの出身地であるスイスのNGO「Public Eye」(パブリックアイ)、CCCスイスは、ビデオ「ロジャー・フェデラーは泣いてしまうだろう」を制作し、フェデラーに下記のような手紙を送るキャンペーンをスタートした。すでに1万数千通の手紙がフェデラーに送られ、スイス国内では多数のメディアにとりあげられている。

「フェデラーさま、 あなたの新しいスポンサー ユニクロにフェアな労働条件を支持するよう要求するために、力を貸してください。ユニクロを労働組合との交渉のテーブルにつかせ、ジャバ・ガーミンドの労働者たちが給与と補償金を受け取る権利を必ず実現できるようにしてください! ご協力に感謝します。そして、ウィンブルドンで勝利されますように!」

●この手紙は日本語で送ることができます。

ここ をクリックしてみてください。

フェデラーはウィンブルドンですでに敗退しています。気になるようでしたら、「そして、ウィンブルドンで勝利されますように!」を削除して送ってください。

 

インドネシアから70通の手紙が柳井社長に送られる

ユニクロのサプライチェーン、ジャバ・ガーミンド労働者が窮状を訴える

 

2018年4月22日は、ユニクロのサプライチェーン、ジャバ・ガーミンド社が倒産して3年目にあたる。労働者たちが受け取るべき賃金・退職金など総額550万ドルは、現在まで支払われていない。労働者たちは、注文をストップすることが倒産の引き金となったので、ユニクロにも支払い責任があると考え、柳井社長の自宅に手書きの手紙を、4月16日にインドネシアから郵送した。70通の手紙は、倒産記念日の4月22日にジャバ・ガーミンド労組(SPAI-FSPMI)のテディ委員長の書簡とともに、ファーストリテイリング社へメールでも送られている。

70通の手紙は日本語訳されていて下記のリンクから読むことができる。

https://drive.google.com/open?id=1wXz8-n2IpKod6EwD_l4yVeGA6OTxoEBc

労働者たちは、他のブランドに比較してユニクロの製品の品質と納期がきわめて厳しいこと、休日返上、12時間の長時間労働はしばしばおきていたこと、20年以上も働いていた職場を失い高年齢のために再就職先をみつけることが困難なこと、子どもの学費を払えず学校をやめさせたこと、住む家を失ったことなどなどを訴えている。

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